データベーススペシャリスト試験 合格しました

はじめに

令和4年度秋期のデータベーススペシャリスト試験を受けて合格し、最年少記録を更新しました。

www.itmedia.co.jp

また、この試験について上の記事ではこのように書かれています。

「データベースシステムに関する高度な専門知識や論理的思考力が問われるほか、実務上で直面するような事例での長文問題を理解し、記述式で解答するため、中学生が合格するには難しい試験」

正直高度な専門知識や論理的思考力が培われたかは怪しいですが、合格するのは確かに難しかったです。

先人の方々と比べて特に変わったことをしたわけではないのですが、せっかくなので受験の体験を記したいと思います。

筆者のスペック

都内の中学校に通っている中学三年生です。

普段はロボカップジュニアというロボットの大会に出場したり、競技プログラミングをしたりしています。

昨年の秋季の応用情報技術者試験でデータベースを選択して、合格しました。

また、開発にも軽く手を付けていて、学校の定期テストの成績を記録して偏差値や順位を算出するWebアプリを作って運用していました。

受験背景

昨年の秋季試験で応用情報技術者試験に合格し、午前Ⅰの試験が免除になったため、今年の春秋と高度情報技術者試験を受けています。

春季試験でネットワークスペシャリストに落ちてしまったため、雪辱を果たそうと思い受験しました。

また、個人開発で役立ちそうだったという点も理由の一つです。

勉強過程

本当は夏休みに勉強をしようと思っていたのですが、Apex Legendsというゲームに熱を注いでしまい、ほぼ一か月前からの勉強になってしまいました。

初期の方針

時間があまりなかったため、最初は概念設計とSQLのみの対策で受かることを考えていました。

午後Ⅰは概念設計とSQL、午後Ⅱは概念設計を選択すれば、物理設計は選択せずに済むという魂胆です。

試験一か月前から一週間前まで

まずはこの教科書を一周読んで、基礎知識を頭の中に入れました。

その後、午後Ⅰの概念設計とSQLの過去三年間の問題それぞれ二周しました。

また、腕試しとして午後Ⅱの概念設計の問題を一題だけ解きました。

この時点では3割程度しか取れなかったと思います。

午前Ⅱに関しては、以前ネットワークスペシャリストを受けた経験から一週間前から過去問を解けばどうにかなるような気がしていたので、この時点では手を付けてはいませんでした。

試験一週間前から当日まで

www.db-siken.com

空き時間は過去問道場というサイトでひたすら午前Ⅱの過去問を回していました。

画像の通り、最終的には7割ほどは網羅していたようです。

午後Ⅱについては、過去問を印刷して、直近からさかのぼっていく形で3年分ほどを二周しました。

また、一週間前の時点で物理設計については全く勉強していなかったのですが、過去の出題事例を見ていたら午後Ⅰで二つ物理設計が出ているような年があったので、一応教科書を読んで一年分だけ問題を解いておきました。

試験当日

午前Ⅱに関しては何事もなく試験を終えることができました。

午後Ⅰはまずは概念設計を40分程度で解き終わったところまではよかったのですが、残りの問題が二つとも物理設計で焦りました。

SQLでそれなりに点数が取れそうな問題であった二問目を選び、知識が少ないながらも頑張って読解しました。

午後Ⅱは対策をしていた概念設計を選びました。

過去問と明らかに傾向が違ったので不安になりながらもなんとか時間ぎりぎりで解答欄を埋めました。

求職

余談ですが、来年度から高校生になるので、バイトやインターンのようなことをしたいと思っています。

もしも興味があればDMなどで連絡を頂けると嬉しいです。

さいごに

時間が少なかったのもあって終始試験に通るためだけの勉強をしていたということが反省点です。

次はネットワークスペシャリストに再挑戦するつもりなので、前々から勉強しておこうと思います。